新入社員(新卒者)だけど入社初日に辞めたい。。。実践済みの筆者が語る思い切って退職した先にあるもの。

仕事

こんにちは!雪だるまです⛄

「入社初日に仕事辞めたい」

「入社してみるとイメージが全然違う」

「自分がやりたい仕事ではない」

「やりがいを感じない」

このように感じる新社会人の方いませんか?

今回は新社会人の方が退職を考えた時に参考になるよう、入社3か月で退職した私の経験談をもとに会社を辞めて分かったことを記事にしたいと思います。

この記事の内容

  1. 筆者の退職理由
  2. 転職を経験してわかったこと
  3. よかった転職先

入社三ヶ月で退職した理由

私が退職した理由は以下の6つです。

日曜日に創業者が祀ってある建物を掃除しに行かされた

入社して約一ヶ月後、90名ほどの新入社員全員で創業者が祀ってある建物へ掃除しに行きました。

敷地も広くかなり立派な建物でした。休日出勤に対するいら立ち(後でわかったけど、完全にボランティアだった。。。)

建てるのにも維持費にもかなりお金かかってるだろうと思い、こんなことに会社の金使ってるんだという会社に対する不信感を覚えました。

軍隊式の寮生活。

新入社員一年目は全員寮生活なのですが、そこでの生活はこんな感じでした。

  • 風呂の時間は1班(約10人)で10分(着替え、風呂、脱衣所の掃除合わせた時間)。少しでも遅れるとペナルティ。
  • 共同洗濯機に洗濯物入れたまま寝てしまい翌日寮長に激怒される。その後連帯責任として1週間洗濯機使用禁止。(最寄りのコインランドリは徒歩往復30分。)
  • 二人部屋は5畳1R。一人はベッド。一人は床。
  • 仕事から帰ってくると班活動。ミーティングや試験勉強など。
  • 入寮初日に髪が長いと言われ丸坊主にされる。(リクルートカットでオーダーして散髪済みにも関わらず)

この寮には内定が決まってから入寮までに一回見学会があり下見済みでした。

その時は一つ上の寮長の先輩たちが10人ほどいてとても優しくもてなしてくれました。

綺麗な寮だったので、入寮するのがとても楽しみだったのを覚えています。

しかし、入寮初日。田舎から上京してきて寮の最寄りの駅に降り立つと、道案内として寮長の先輩が改札付近に立っていました。

明らかに前会った時と雰囲気が違い、自衛隊の制服のような出立ちで、後ろに手を組み笑顔一つ見せず、指を差し「寮はあっち」それだけでした。

寮までの道のりに所々先輩がいて、全員同じような説明をされ寮に辿り着きました。

そして寮のエントランスに着くと、靴を脱いですぐの目の前にテーブルが並べられ先輩たちが横一列にずらっと並んでいました。

そこで何度も何度も「宜しくお願いします。」と大声で挨拶をさせられました。

先輩たちのあまりの変わりように、今すぐ帰りたいと思ったことを覚えています。

将来こうなりたいと言う先輩がいない。

2000人を超える従業員数なのでもちろん全員にあったことがあるわけではないですが、先輩を見てて将来この人みたいになりたいと思う人が一人もいませんでした。将来自分もこんな風になるのかと思うとやる気をなくしてしまいました。

事務所で寝泊まり。

仕事はかなり激務で事務所に寝泊まりしてる先輩がほとんどでした。

離婚者の数

会う人会う人離婚してる人ばかりでした。そりゃ家に帰れなければそうなるよなぁと納得しました。

会社の中に自分がいるという教え

学生までは社会の中心は自分だったかもしれないけど、これからは会社という世界の中に自分が存在しているという自覚を持つようにということを口酸っぱく言われてました。なんか洗脳みたいだなあと嫌になりました。

以上が私の退職理由です。

もう一度嫌だと思ったら仕事に全然身が入らなく、毎朝毎朝仕事に行くのが辛く誰にも相談することができず一人で悩んでいました。

転職を経験してわかったこと。

退職を決意して、入社して3か月後には転職しました。

退職する前に考えていたことと実際に退職してみてわかったことをまとめてみました。

Q
資格も職歴もないのに職があるのか?
A

たくさんある。就職活動でとても苦労したのに、また新たに就職できるかと不安だったのですが、実際転職活動してみると好条件の職はたくさんありました。

Q
給料下がるんじゃないか?
A

上がりました。新卒で入社して初任給28万でしたが、未経験異業種に転職して30万に上がりました。

Q
やりがいのある仕事、自分だけにしかできない仕事がしたい。
A

ない。というよりお金がもらえるならどんな仕事でもいいやと思うようになりました。

どんな仕事でも自分の代わりはいるし、自分しかできないような仕事なんてそうそうないよなという考えに変わりました。

次の仕事が決まってない状態で退職しましたが、実際に転職活動してみると今までいかに自分が狭い世界で生きてきたのかというのを実感しました。

悩んだまま一生の仕事として働くより、辞めてよかったなと思いました。

よかった転職先

転職して良かった業界は派遣の施工管理です。

かなりなじみのない業界だと思いますが、私が感じたメリットは以下の通りです。

  • 給料高い。未経験でも総支給30万など。
  • 未経験関係ない。むしろ歓迎される。
  • 建築業界2024年問題のためどこも人を確保したい。
  • 無料でCAD習える
  • 必要なスキルはワード、エクセル程度
  • 残業少ない。自由な時間が正社員より多くとれるので資格勉強の時間も確保できる。
  • 有給消化しやすい
  • 副業OK
  • 年齢層幅広く採用している
  • 就職先豊富で未経験で派遣されたとしても派遣先のスーパーゼネコンからでもスカウトされる。
  • 資格取るだけで給料数万上がる
  • ボーナス、退職金ある
  • 無駄な飲み会参加しなくていい
  • 気に食わない上司がいても職場をすぐかえれる。
  • 出張手当もある
  • 派遣会社の待遇が嫌なら違う派遣会社に転職できる
  • 規制緩和誰でも受けれる資格が増えた

私が個人的にいいなと思っているのは副業OKだということです。

だめなところもあるかと思いますが、それは入社前に確認できますし、

派遣の施工管理の会社はたくさんありますのでいろいろ比較してみて決めるのがおすすめです。

さいごに

退職はかなり勇気がいる行動だと思います。

自分が最終的に退職を決めた理由は一度きりの自分の人生を後悔したくない

という思いからでした。実際転職してみて嫌な仕事は続けなくてよかったなと思います。

今は自分の頃よりもっとフランクに転職を考える人が増えていると思います。

少しでも転職を考えている人は視野を広めるためにもぜひ参考にしてみてください。

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