Tfasで作図中に
「マウス設定のやり方がわからない」
「ショートカットキーをマウスに設定したい」
といったことで困ったことありませんか?
今回はTfasにおけるジェスチャー機能を使ったマウス設定の方法を紹介します。
この記事は次のような人におすすめ
・Tfasのマウス設定のやり方を知りたい人
・ショートカットキーをマウスに設定したい人
・Tfasのショートカットキーがそもそもわからない人
Tfasのマウス設定
Tfasには様々なショートカットキーが設定されています。
さらによく使うコマンドは自分でショートカットキーを設定することもできます。
本来はキーボードを使ってショートカットキーを使用するのですが、今回はマウスにボタンが複数搭載されている人むけにマウス設定を紹介します。
今回紹介する方法を使えば以下のような操作ができるようになります。
このようにキーボードを使わずにマウス操作だけで印刷のポップアップウインドウを呼び出すことができるようになります。
マウスにショートカットキーを設定する
- STEP1マウスに対応したソフトウェアをダウンロードする
まずWindowsにはデフォルトでマウスのボタンを設定することができませんので、各マウスに対応した設定用のソフトウェアをダウンロードする必要があります。
今回は筆者が使用しているマウスについて具体的に説明していきます。
エレコム製品なら以下のソフトウェアで設定することができます。
- STEP2ダウンロードしたソフトウェアをインストールする
ダウンロードしたソフトウェアをインストールしてソフトを起動させるとこのような設定画面が開きます。
- STEP3マウスにジェスチャー機能を割当てる
「ボタン機能割当」タブを選択して、ボタン4もしくはボタン5に「ジェスチャー機能」を割当てます。
- STEP4ジェスチャー機能割当タブをクリック
「ジェスチャー機能割当」タブを選択したら、「追加」をクリックします。
- STEP5入力ジェスチャーの欄で左クリック
ジェスチャー編集のポップアップウインドウが開いたら「入力ジェスチャー」の欄の上で左クリックを押します。
- STEP6入力ジェスチャーの欄に「Start」と表示される
入力ジェスチャーの欄に「Start」と表示されたら次に進みます。
- STEP7マウスジェスチャーを設定する(1/2)
今回はマウスの「↓↑」という動きにショートカットキーを設定します。これは各々好きな動きで構いません。
さきほどジェスチャー機能を割当てたボタン4を押しながらマウスを↓に動かします。すると入力ジェスチャーの欄に「↓」と表示されます。
- STEP8マウスジェスチャーを設定する(2/2)
続けてマウスボタンの4を押しながらマウスを↑に動かします。
すると入力ジェスチャーの欄に「↓↑」と表示されます。
- STEP9機能から任意キーを選択
機能のプルダウンメニューの中から「任意キー」を選択します。
- STEP10入力1をクリック
任意キー登録のポップアップウインドウが開きますので入力1をクリックします。
- STEP11入力1:にCtrlを設定
入力1のプルダウンメニューの中から「Ctrl」を選択します。
- STEP12入力2:の中から「キーを入力」を選択
入力2のプルダウンメニューの中から「キーを入力」を選択します。
- STEP13キーボードで「F」を入力
キーボードで「F」を押して入力2:に「F」を設定します。
- STEP14「OK」をクリック
機能の欄に「任意キー[Ctrl+F]」と入力されたら「OK」ボタンをクリックしてジェスチャー編集のポップアップウインドウを閉じます。
- STEP15「OK」をクリック
ジェスチャーの列に「↓↑」のコマンドが追加せれたら「OK」ボタンをクリックしてエレコムマウスアシスタントの設定ウインドウを閉じます
- STEP16Tfasの図面上で動作確認
Tfasの図面上でボタン4を押しながら「↓↑」と移動させます。
- STEP17新規ウインドウが開く
正しく設定されていると「↓↑」に対応したショートカットキー「Ctrl+F」が機能して新規ウインドウが開きます。
以上がTfasでマウスにショートカットキーを設定する方法になります。
さいごに
今回はTfasにおけるジェスチャー機能を使ったマウス設定の方法を紹介しました。
ショートカットキー「Ctrl+F:新規ウインドウを開く」を設定しましたが、自分がよく使うショートカットキーをマウスに設定することができます。
ちなみにこのジェスチャー機能を使ったショートカットキーの割り当てはマウスの動き「←」「→」「↑」「↓」の組み合わせで設定できますので合計で約160通りのジェスチャーに対応したショートカットキーを登録することができます。
そこまで使うことはないと思いますが、ぜひ自分がよく使うショートカットキーを登録してみてください。